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Ubuntuでサーバー構築6|ポートフォワーディング

はじめに

ポートフォワーディングを適用することで、外部ネットワークからSSH接続ができるようにします。DMZではなく、 ポートフォワーディングを利用することで、初心者でも比較的安全なセキュリティを確保できます。 この手順は、ルーターによって設定方法が異なります。今回は、tp-link社を想定します。 ローカルポートフォワーディングとは別物であるので注意してください。

ポートフォワーディングの導入・有効化

  • BBルーターのアドレスを「Edge」等のWEBブラウザに入力します。
  • ルーターの画面が開くので、「詳細設定→NAT転送→ポート転送」を押します。
  • 今回は、SSH(22番)、HTTP(80番)、HTTPS(443番)のポートに対し、次のように設定します。

以上で、ポートフォワーディングの設定が完了します。

外部ネットワークからのSSH接続

ローカルネットワーク以外でも、SSH接続ができることを確認します。

  • UbuntuサーバーにログインしたTeratermで、以下のコマンドを入力し、UbuntuPCのグローバルIPアドレスを調べましょう。
$ curl inet-ip.info
  • スマートフォンのデザリング機能を使用して、Windosパソコンのネットワークを、Ubuntuサーバーが使用しているネットワーク以外に切り替えてください。
  • ネットワークを切り替えたWindowsパソコンで、Teratermを再起動し、1で調べたグローバルIPアドレスをホスト名に入力して、SSH接続してください。
  • ログインができれば、正しくポートフォワーディングの接続設定ができています。

おわりに

今回の作業により、ようやく外出先からでも、UbuntuサーバーにSSH接続ができるようになりました。おめでとうございます。これでWEBサーバー開設のための一歩を踏み出しました。次回からはこのSSHサーバーをWEBサーバーに大変身させていきます。